【幼馴染のこれまで】
かつて「古き水」という大水害によって沈んだ都市があった。都市の住民は散り散りになり、一部の土地と木々を捨てきれないものだけが残る。
そうしてできた町・オセルノは階級を捨て、歴史を捨て、魔術を捨て、無秩序で不便で平和な町になった。
そんな町に住む彼らは先人の残した「遺跡」とそこにある「過ち」を訪ねに行く。
間違いと後悔をいらぬことと捨ててしまわぬように。